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コラム

2013年 07月 09日

非嫡出子の相続格差

 

日本では、税法上の仕切りは戸籍によって、社会保障は実情に基づいて判断されます

不思議ですね、違いがあるのです

 

例えば相続となったら法定相続人は戸籍上の家族が対象です

戸籍上の配偶者、戸籍上の子供・・・

 

でも社会保障、例えば遺族年金は事実婚であっても条件が揃えば戸籍上の配偶者でなくとも遺族年金を受給できます

 

 

ややこしいことに、相続においては、婚姻外の出産については「非嫡出子」となり、いわゆる婚姻関係の男女の間に生まれた子供とは区別され相続分は半分になります

これに対して、法律上の夫婦の子供とそうではない子供で相続分が異なるのは差別であると問われている問題に対し来る7月10日に特別抗告審弁論が行われます

 

ちなみに、相続においては養子も制約があります

相続権をもつ養子は実子がいる場合は一人まで、実子がいない場合は二人までとなっています

法定相続人が増えると、相続税の非課税枠が増える仕組みになっているため、相続対策として養子をたくさん迎え不当に非課税枠を増やすことを敬遠した制度なのですが、これも養子それぞれの人権と考えるといかがなものかなという気もします

 

今回の非嫡出子については、これからの日本の家族制度のあり方も問われることになるでしょう

 

今少子化対策としてフランスや北欧のような「ゆるやかな婚姻関係」も含め、女性が安心して子供を産み、育てられる環境を!という意見も出ている中、日本の「家」制度も形を変えていくことになるのかもしれません

 

個人的には、憂慮すべきは子供の権利でないかなと思います

 

少なくとも緩やかな婚姻関係が親として無責任な行動を産まないように最善の注意を払う必要があるでしょう

 

また、子供を産む性である女性の経済的自立の後押しも必要でしょうし、共同責任者としての男性への教育も改めて必要でしょうね

 

 

非嫡出子の相続格差

 

どのような結論になるのか・・・注目したいと思います

 

 


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