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コラム

2013年 09月 15日

厚生年金の投資効果は?

世代間格差と言われたり、払い損だと言われたり

とかく公的年金については、いい言葉が浮かびません

とはいえ、払わなければならない人に、最初から損といってしまうのはあまりにも辛いので、私が良くいうのは

「公的年金の損益分岐点は約10年 つまり75歳以降は儲けの人生、長生きしましょう!!」

この根拠は、国民年金の試算

保険料が15,000円(端数はこの際ムシ)
これを40年間払うと720万円の投資額

40年保険料を納めた見返りとしての受け取り額が約80万円の年金

つまり損益分岐点は9年ってこと

仮に80万円の年金を20年受け取ると仮定すると年金の原資は1600万円

15,000円の積立を年平均利回り4%強で運用したのとほぼ同じ価値になります

まぁ、そう考えると悪くないですよね

では厚生年金は・・・

保険料はこれからもあがりますが、どこまで上がるかわからないので、とりあえず今の保険料17.12%で考えましょう

労使折半なので個人の負担という意味では、その半分ですが、それも給与に折込済みと考え17.12%で試算してみます

30万円の給与で40年働く人の払う保険料、もらう年金額の試算です

払う保険料は、毎月51,360円、年間616,320円、40年間で24,652,800円(結構な金額です)

もちろんこの金額には国民年金の720万円も含まれているということになります

さて、2465万円の投資に対して、いくらの年金額を受け取れるのか

平成15年以降の年金見込額の計算は以下の式で試算できます

月収 x 5.481 ÷ 1000 x 加入月数

30万円で40年ということは789,264円
約80万円としましょう

これに国民年金約80万円を加え、年金額160万円となります

2465万円も投資をして受け取り160万円
単純な損益分岐点は15年です

先ほど同様20年受け取ると考えると、利回りは1.5%相当となります

個人負担を1232万円と考えれば、損益分岐点は7.7年なので国民年金より厚生年金の方が個人的にはとくダネ、となります

通常一般の方向けには、このあたりの話で留めておくのですが、雇う側の社長のお考えは若干違うのではないでしょうか?

ちなみに高額所得者であっても、現状は月収62万円が厚生年金計算の頭打ちです

月収100万円の社長も62万円の部長と同じ額だけの保険料を支払い年金を受け取るわけです

仮に上限で40年間厚生年金に加入すると・・・

年金保険料 106,144円 ⇒ 40年で50,949,120円
年金受給額 243万円

ざっくりとですが、こうなります

 

日本は長寿の国

長生きを国で支える制度、やっぱりありがたいものだと思います

 

当然、これだけのお金を支えるのは大変なことで、社会保険のあり方ってやっぱり真剣に考えるべきでしょうね


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