確定拠出年金の社長ラジオ

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コラム

2013年 04月 29日

退職金制度を考える前に知っておきたいこと

社長ラジオがおすすめしている選択制確定拠出年金は、退職金のない会社様とも相性がいいです

また創業10年前後で導入される企業様が多く、退職金を導入すべきかどうか迷われている社長にとっては、選択制確定拠出年金はもうひとつのかなり有効な選択肢となるはずです

退職金制度はこれからの企業が考えるにはなかなかハードルが高い制度です

その理由は以下のとおりです

1)以前のように税金面での優遇がない

退職金引当金は、以前は損金算入でしたから法人税上のメリットがありましたが、今は会計基準が変更になり退職金引当金は有税処理です

つまり税制メリットがありません

一方選択制確定拠出年金で企業拠出と個人拠出を併用した場合、企業拠出分は損金で経理処理でき、税制面でも有利です

※選択制確定拠出年金は、給与から個人拠出をするばかりではなく、企業拠出と併用することも可能です

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2)退職金引当金は固定費としてずっと負担しなければならない

経済状況厳しいなか、できるだけ費用の固定化を避けたいと思う社長はただしいと思います

しかし退職金引当金は一度決めてしまうと、毎年必ず実行しなければならないことで、状況によっては決算に悪い影響を与えます

一方選択制確定拠出年金は、原則財形貯蓄のように従業員に自分の給与から拠出額をだしてもらいますので、社長は給与以上の資金を準備する必要はありません

 

3)将来債務は抱えるべきではない

退職金制度は、将来の支払いに備えてお金を準備する制度です

仮に退職者がたまたま多い年度があれば、資金繰りはかなり負担になってきます

また基本年功序列の制度ですから、社員の高齢化に伴い、会社の負担は増えていきます

一方確定拠出年金は、企業拠出をしたとしても毎月の給与の上乗せで経費として拠出すればそれで企業の負担は終わりますから将来債務とは一切切り離すことができます

もちろん選択制で従業員が給与から掛金を拠出した場合でもその掛金は経費ですから、その瞬間で企業の負担は終了します

つまり、企業の本業以外の状況が決算に影響しないのです

 

 

もちろん退職金制度があれば従業員さんは喜びます

できれば退職金制度はあったほうがよい、社長ラジオもそう考えます

ベストなのは、企業の責任としての退職金と、個人の資産形成支援としての選択制確定拠出年金の併用です

 

でも、引当金の固定費化、税制メリットの比較、将来債務のリスクを懸念されるのであれば、選択制確定拠出年金を優先させたほうが良いのではないかと思います

 

確定拠出年金は退職金か?と言われれば、退職金が退職時に支払われるお金という定義であれば、答えはNOです

しかし60歳以降の引き出し時に退職所得控除が適用されたりと、企業年金として認められていること

退職金の社会的通念は定年退職、つまり60歳時点での老後資金、と解釈すれば、答えはYESです

 

 

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