確定拠出年金の社長ラジオ

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2015年 10月 04日

社長は老齢厚生年金もらえない!かも・・・

こんにちは、小さい会社の社長の節税と自分年金作りを応援する社長ラジオの山中伸枝です

社長、在職老齢年金という制度をご存じですか?

60歳以降も厚生年金に加入していると、本来もらえるはずの老齢厚生年金が一部あるいは全部カットされてしまうという制度です

もともと老齢年金は、働けない高齢者のための生活保障なので、バリバリ働ける方は年金を遠慮してくださいという意味あいです

在職老齢年金は60歳から65歳の部と65歳以降の部でちょっと仕組みが違います

60歳から65歳の部に関しては、もらえる厚生年金と給与を足して28万円を超えると超えた部分の半分に相当する金額がもらえる厚生年金額から差し引かれるというルールです

例えばもらえる厚生年金(60歳前半期でもらえる厚生年金は「特別支給の老齢厚生年金」と言い、生年月日によってはもともとない方もいます)10万円、給与30万円だと合計40万円ですよね

40万円から28万円を差し引くと残り12万円

支給停止になるのはその半額だから6万円

つまり本来もらえるはずの特別支給の老齢厚生年金は10万円なのに、そのうち6万円はもらえなくなるという意味です

では65歳以降はどういうルールになるのか・・・

先ほどの28万円が46万円になります

つまり、年金がカットとなる基準が上がるので、一般的には老齢年金が支給停止になるケースが少なくなります

例えば先ほどの例で、厚生年金10万円、給与30万円だと合計額が46万円以下ですから、この場合厚生年金は支給停止されず、給与をもらいながら、年金も全額受け取りができるというわけです

でも、社長の給与が30万円ってことはないですよね

仮に社長の給与が60万円だとしますね

すると、年金10万円+給与60万円-46万円は24万円です

その2分の1は12万円ですから、年金10万円を超えますよね、結果厚生年金はもらえないという訳です

もちろん老齢厚生年金の額は、人それぞれなので、いくらの給与を設定するといくら年金が止まるかは計算してみないと分からないのですが、給与ってそもそも社長のお仕事の対価ですから年金額との見合いで設定すること自体がナンセンス

生涯現役で働かれる社長は、老齢厚生年金はもらえないと思って、老後の生活設計を考えると良いと思います(老齢基礎年金はもらえますよ、でも年間80万円がMAXですから)

そう思うと、やはり社長の年金は作りはまず「確定拠出年金!」だと思いますね~、だってそれしかないもの

早めに検討すべきだと思いますよ

あっ、そうそう、以前は70歳以降は在職老齢年金の適用がなかったのですが、今はお仕事を続ける限りいくつになっても在職老齢年金の対象です
ご自身の会社から給与を受け取る限りいつまでたっても年金カットがつきまとうということをよくご理解ください

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