確定拠出年金の社長ラジオ

確定拠出年金の社長ラジオ

2013年 03月 31日

厚生年金には入らなければいけませんか?

 

Q:従業員4名です。株式会社にしていますが、厚生年金に入っていません保険料負担も大変で入る気もないのですが・・・
厚生年金、入らなければなりませんか?

 

A:株式会社の社長であれば、厚生年金加入はマストですね(笑)
保険料負担は確かに重いけれど、社長にぜひ知っておいていただきたいことがあります

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まず最初に、国のルールのおさらいです

国は、株式会社となっている事業所(法人)は全て厚生年金への強制加入適用事業所としています
つまり、法人であれば一人社長であっても厚生年金に加入しなければならないのですね

また個人事務所の場合は従業員が5人以上が強制加入です
あるいは、任意適用事業所といって、従業員の半数以上が希望すれば厚生年金に加入できることになっています

確かに社会保険料の企業負担は、給与の約15%ですから、重いコスト負担ですよね
また社会保険料率は年々上昇傾向にありますから、加入したくない社長の気持ちもわかります

でも、社長ラジオとしてはぜひ社長に厚生年金加入していただきたい
なぜなら、国民年金と厚生年金ではその保障内容が全く違うからです

例えば、被保険者の男性が万が一亡くなった場合、その方の配偶者(つまり奥さんですね)には、生涯手厚い遺族厚生年金が支給されます
また被保険者の方が障害者になった場合、厚生年金の方が手当支給の等級が多く、国民年金で障害年金の対象にならない方でも厚生年金であれば障害年金を受給できる可能性が高まるのです

また老齢年金も違います
例えば給与18万円の若手社員さんがいたとしましょう
社長が厚生年金に入らなければ、彼は国民年金に入ることになります
彼が負担する国民年金保険料は、月約15,000円です

もし社長が厚生年金に加入すると彼は国民年金に上乗せで厚生年金にも加入することができます
厚生年金に加入するというのは、二つの年金制度に保険料を収め、二つの年金制度から年金(前述した遺族年金や障害年金、そして老齢年金)を受け取ることになります

では、彼が負担する保険料はいくらなのか?

実は、社員本人が負担する厚生年金保険料(国民年金保険料含む)は、15,000円なんですね
なぜかというと、同じ額だけ会社が負担するから

確かに社長から見るとこの負担は大きいですが、若い社員さんから見ると、保険料同額で手厚い保障に入れるのですからとてもありがたいことです

将来の年金額も大きく変わってきます

仮に給与18万円で40年働いたとしましょう

社長が厚生年金未加入だと国民年金だけですから、彼は毎月15,000円の自己負担で65歳からもらえる年金は80万円です

一方社長が厚生年金に加入すると、彼は同じ15,000円の自己負担で、65歳からもらえる年金が130万円になります(厚生年金が上乗せされる)

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どうですか?
社長の決断ひとつで、若い社員の一生が変わる
ちょっと大げさかもしれませんが、やはり社長の決断は社員さんの一生をも左右する大きな決断だと思います

 

そして厚生年金に加入したら、迷わず選択制確定拠出年金も導入しましょう
社員さんに負担した社会保険料分は、社長が節税ですぐに取り戻せますから(笑)

社長ラジオは、いつでもお手伝いしますよ!!

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